今日は8月15日。69回目の終戦記念日です。自分は
「戦争を知らない子供」として育ち、
「戦争を知らない大人」になり、
戦争を知らずに今に至っています。
両親は戦争を体験しています。
83才で亡くなった親父は、海軍に徴兵されましたが、無事生き残りました。
今の平和な日本があるのは、
第二次世界大戦で亡くなった多くの尊い命の犠牲の上に成り立っていることを
決して忘れてはいけないと思います。
昨夜の「報道ステーション」で、
昭和20年8月14日から15日の朝にかけて、
当時の鈴木貫太郎首相の周辺で起きた出来事を紹介していました。
当時19才で、現在88才の男性がインタビューに応じ、
鈴木貫太郎首相の身辺警備をしていた当時のことを話していました。
何の武器も持たずにまさに命がけの警護だったようです。
8月15日の朝、
陸軍の一味が鈴木貫太郎首相を暗殺をするために首相公邸を襲撃したものの
間一髪のところで首相は難を逃れ、脱出に成功。
もしその時、首相暗殺が成功していたらと思うとぞっとします。
天皇陛下の玉音放送も阻止され、徹底抗戦となり・・・。
そういう流れになったかもしれないのです。
広島、長崎に原爆を落とされ、8月15日に終戦を迎えた日本。
もし、アメリカを恨み、徹底抗戦なんてことになっていたら、
今の日本はありません。
その恨みをこらえて、終戦後、必死で働いて、奇跡の経済成長を遂げた日本。そのことに誇りを持って、
世界の平和に貢献する国であってほしいと願います。
戦争で亡くなった多くの方のご冥福をお祈り致します。
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