ドラマ「カラマーゾフの兄弟」第8話の感想です。
以下、ネタバレの内容も含みます。
一家の主・黒澤文蔵(吉田鋼太郎)が殺されたばかりですが、
黒澤地所の跡継ぎを決めなければいけないということで、
次男の勲(市原隼人)が継ぐ流れとなっていきます。
今回の見せ場は、勲が長男・満(斎藤工)の担当弁護士として、
留置場に接見に行くシーンですね。
満のためを思って接見に行った勲でしたが、
満は自分をはめたのは勲で、勲が父親を殺したと思っていて、勲をせめたてます。
そして、こう言い放つ。
「お前は親父そっくりだな!」
その言葉にショックを受けて、走り去ってしまう勲。
確かに3兄弟の中で一番腹黒いのは勲ですね。
でも、彼が真犯人ではありません。
演劇仕立てと言って良いこの重厚なドラマは、見応えがあります。
もちろん、それはドストエフスキーの原作が傑作だからですね。
次回の展開が楽しみです。
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